全身の痒み

気力減退や全身の痒みを訴える患者に対する確認項目として、痒みが限局しているか全身性のものなのかを確認するのは内科の診断で大切になるポイントです。頭部であればアトピー性皮膚炎、毛砲炎、シラミ寄生症。手や前腕、上腕であればアトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、湿疹など。手や前腕、上腕であればアトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、疱疹状皮膚炎。体幹であれば、接触性皮膚炎、シラミ寄生症など。鼠径部であればカンジダ症、接触性皮膚炎など。肛門であれば、接触性皮膚炎、淋病、痔核。などが疑うのが良いでしょう。

入院患者の痒みの原因は、ほとんど接触性皮膚炎から薬物から来る者が多いようです。アナフィラキシー反応は、患者の生命に危険を及ぼす病態の鑑別診断をする必要がある場合もあります。また、痒みの原因として、全身疾患や皮膚異常に関連したものも、考える必要があります。

痒みについては、重篤な全身疾患やアナフィラキシー反応の徴候がなければ、通常、痒みは迅速な対応が必要とされないケースが一般的です。しかしながら、痒みが特定の隠れている原因が確定し、それに応じた治療が開始されるまで単純な方法で対応されるのが一般的です。いずれにせよ専門の医師の判断をあおいだ方が無難でしょう。