通貨オプション取引について

通貨オプション取引とは、通貨を一定期間、もしくは一定期日に一定のレートで売買する権利の購入や売却を行う取引のことを指します。買う側の権利のことを「コール・オプション、といい、売る側の権利のことを「プット・オプションといいます。また、この権利の価値は「プレミアム」と呼ばれ、オプションの価格となります。ということは、一定のプレミアムを払うことによってオプションを購入し、オプションを売却してプレミアムを得ることになります。

オプション取引を利用して外貨売買をする権利を行使するレートがストライク・プライス(行使レート)です。 たとえば、Aという企業が、3ヶ月プット・オプションをストライク・プライス13020銭で100万ドル購入するために、プレミアム500万円(1ドルにつき5) を払ったケースで考えてみましょう。この場合、A3ヶ月以内であれば13020銭で100万ドルをいつでも売却することができます。ですが、直物レートが1ドル13020銭以上になった場合は、市場でドルを売るほうがお得といえますので、この権利は行使しま せん。あくまでも権利を購入しただけなので、行使するかどうかはAの裁量に委ねられます。

この取引では、1ドルあたり5円分のプレミアムを払っているため、直物レートが1ドル=12520銭以下にドルが下落したときに利益が出ます。反対にドルが上がった場合は、レートにかかわらずプレミアムに払った500万円分がコストになります。