金融市場・外国為替市場のつながり

金融市場での価格はパーセント表記であることが一般的です。一定期間の資金の使用料に相当し、この価格が金利となります。たとえば、1万円貸し付けて1年後に11000円戻ってくるとすると、1000円は年率10%の資金使用料(金利)になるといえます。

外国為替市場と金融市場には、この金利をもとにした関係ができていますが、金利について少し掘り下げていきます。金利の表示にはたいてい、年率が用いられています。まれに月や日単位の表示が使われていることもありますので、注意しましょう。たとえば、月1%の金利は年率で考えると12%になります。したがって、月単位の金利では安いように見えたとしても、年率ではそれほど安くないどころか高金利であるということも起こりえます。

金利の支払い方法には、貸出し・借入れの初めに支払う、返済時に支払う、途中に何回かに分けて支払うという3種類の方法があります。したがって、支払いの方法が異なれば、表面的には同じ金利であっても実質の金利が変わります。

たとえば、最初の例で10%金利を半年ごとに500円ずつ支払う場合、この500円を6ヶ月間10%で運用したとすると25円になり、利息は合計で1025円となります。これは実賃金利が1025%であることを表わします。ちなみに、通常の銀行間の短期取引は金利後払いですので覚えておきましょう。

外国為替市場の先物相場においては、「ドルが円に対して6ヶ月で1%のプレミアムである」 という表現が使われます。この1%は年率のことで、金融市場での金利を表わすときと同じ表現です。