教科書的な円高・円安のしくみを簡単にいえこうなる

円とドルの相場関係は、そんなに簡単ではありません。なぜならば、さまざまな要因が混ざって、ひとつの相場が形成されるからです。

それでも、大まかに分けると、図のようになります。

金融不安、企業倒産、不良債権の増大、政治的不信、失業率の増大、消費低迷、金利低下、このようなものは、ほかの固からみてもよい情報ではないので円安方向になります。ということはドルが高くなるわけです。

逆に、金融機関の再生、景気上昇、金利上昇は円高の要因になります。しかし、アメリカの状況がもっとよければ、意外と円高にはならないのです。むしろドル高が進むことになります。

ところが、金融不安、不況、金利低下などがあっても、へツジファンドの買いなどがあると、理屈ぬきで円が高くなってしまいます。

それはヘッジファンドの買いの規模が、莫大な量にふくらんで行くからです。いわゆる波及効果というもので、銀行、生保などの機関投資家などの買いも誘うからです。

このようになると「相場は相場に聞け」ということになり、動くものにつくしかないわけです。しかし、基本的な条件も無視できません。

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